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メダカの歴史.生態

日本の自然メダカの歴史や生態について書いています。

メダカは、江戸時代から人に飼われていた記録が残っています。

その当時からヒメダカや白メダカも存在していたみたいです。
日本では、最も小さい淡水魚として離島以外の各地で生存しています(北海道は、放流され生存している)
日本メダカは、 北日本集団と南日本集団と分類されていますが学名は、オリジアス.ラティペスという1つの名前だけでした。
しかし2011年12月近畿大学大学院農学研究科の朝井俊亘さんが調査をし北日本集団と南日本集団は、分類学的に別種と発表し北日本集団にオリジアス・サカイズミという学名を つけました。
ちなみにメダカは、漢字で、目高と書きます。
生息地は、主に、池、河川、水路、等で水中や水面の小さな虫やプランクトン等を主に主食とし群れで行動しています。
メダカは、約2か月で成魚になり産卵する事が出来ます。
水温が5度以下になると冬眠し 水温が上がる春になると産卵が始まりメダカのメスは、 10個から30個の卵を産み、産まれた卵を水草等に付着させます。
水温にもよりますが10日程で孵化し4mm位の小さな稚魚の誕生です。秋口まで産卵は、行われるそうです。
自然のメダカの寿命は,産まれた翌年の冬位迄といわれています。
自然には、外敵もおり、歳をとると餌を食べるのに若いメダカに負けてしまい冬を越せないようです。
メダカは、人間と遺伝子が70%一致するようです。
100年位前から実験動物として、使われており、人間の遺伝性の病気のモデルとして今も使われているようです。
1994年には、実験として4匹のメダカが宇宙に行き無重力でも子孫を残せるかという実験で見事に孵化しています。
その子孫は、現在も生存しています。
そのメダカも今では、野生のメダカが減少しており1998年には、絶滅危惧種としてレッドデータブックに掲載されました。
メダカの減少の理由として水田の減少、 用水路のコンクリート化、農薬、等があげられています。
2003年には、台湾から、遺伝子組み換えで作られた蛍光メダカが100匹輸入されました。
発光するクラゲの遺伝子を 組み込んだメダカで、写真で見ましたが、綺麗なメダカです。しかし日本では、輸入も飼う事も法律で禁止されています。
最後に、少なくは、なっていますがメダカは、 産まれた場所の環境に適した遺伝子を受けついでいます。
その遺伝子を崩さない為にも購入したメダカや他の場所で採取したメダカを放流するのは、やめましょう。


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