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メダカの育て方

メダカは、丈夫な魚ですが知識がないと健康に育てる事は、 出来ません。下に載せているのは、私が今までメダカを育 ててきた経験と今までに読んだ本等を参考に書いた物です メダカを育てる参考にしてください。         

飼育水

私は、メダカを育てる事で一番大切なのは、水だと思います人間でいうと空気みたいなものです。
メダカを 飼育するには、室内か屋外になります。屋外での飼育は、日光に当たり水が自然と良い環境になるので室内に比べると手間が掛かりません

室内での育て方を説明します。

水には、水質基準を示すph(ペーハー)というのが有り 1から14までの数値があります。数字の少ない酸性から数字の多いアルカリ性があり数字の7が中性ということです。メダカの好む水質は、弱酸性(6.5)から弱アルカリ性(7.5)と いわれています。水道水は、PH7前後に定められているらしいので最適の水といえます。
しかし、このままでは使えません水道水に含まれているカルキを 抜かなくては、なりません抜き方は、日の当たる所に1日汲置きして置くか市販で売られているカルキ抜きを使用することでカルキを抜くことが出来ます。
しかしこの水もメダカ を育てていると汚れていきます。何故かというとメダカに与えた餌の食べ残しやメダカの糞で水質が酸性に近づいていくからです。酸性に近づいていくと メダカが体調を崩したり病気になったりします。
それを防ぐには、水替えをしなくては、いけません。 水替えの量は、メダカの数、夏か冬で量を変える事もできますが1週間に1度水槽の3分の1から4分の1くらい替えれば大丈夫でしょう。
水替えの仕方ですが 水槽の水をポンプでバケツにぬきます。次に綺麗な水をぬいた量(夏の暑い時は、水が蒸発するので少し多め)水槽にいれます。綺麗な水とは、上で説明した水道水の カルキを抜いた水の事です。水を入れるときの注意ですがメダカのいる水槽の水の水温と同じ水温の水を入れなくては、いけません。メダカは、急激に水温が変わると ストレスになり体調を崩します。水温の合わせ方は、汲置きした水を水槽の近くに置いておくという方法もあります。
只、朝に照明を付けて夕方に汲置きした水を入れる となると水槽の水は、照明の熱で水温が上がるので汲置きした水とは、違う水温になるので注意しましょう。LEDライトなら差は、少ないでしょう。
もう一つの方法は、水槽の水の水温をデジタル水温計(\1000円くらいで売っています)で計り、新しく入れる水を同じ水温に合わせカルキ抜き剤を入れるというやり方です。水と お湯で調整して合わせます。
私は、+ -0.5度以内で合わせています。水は、ゆっくり入れましょう。


フィルター

フィルターとは、水槽に設置し水の汚れを抑える効果があります。
バクテリアが発生し汚れた物質(アンモニア)をろ過し無害に変えてくれます。
フィルターには、モーターで動く上部式、外掛け式等、外部式、エアポンプを利用する底面式、投げ込み式、スポンジフィルター、が有ります。
ろ過能力は、モーターのほうが優れています。一つの容器で飼えるメダカの数は、多くても1リットルに1匹と言われているので、数により何を設置するか選ぶといいでしょう。
水槽を新しく立ち上げてフィルターを設置したら、すぐメダカを入れたいでしょうが、水槽内にバクテリアは、少ししかいませんバクテリアが増えて水が安定するまで 時間がかかります。1週間から2週間待って最初は、メダカを少な目に入れるのをおススメします。
メダカは、強い流れを嫌うので排出口の向きを変えたり、水流を調節出来る物ならメダカの様子をみて調節しましょう。


水合わせ

メダカを購入したりメダカを違う場所へ移動するときは、水合わせをしなくては、いけません。
メダカは、PHや水温が急激に変わると体調を崩し病気になったり亡くなったりします。
水合わせの仕方ですが購入したメダカを移す場合まずメダカの入ったビニールを 計量し移したい水槽に10分位浮かべ温度を合わせます。
次に袋のゴムを外すか袋の上部を半分位切ります。次に水が入ってこないように袋を浮かべてください。
袋から最初に量った水の4分の1の量を計量カップで抜き、移動先の水を同じ量、袋に入れます。
10分おきに4回繰り返し最後の1回は、半分の量入れ替え10分たったら移動先に 袋の水ごとメダカを入れましょう。
水合わせは、温度差が大きい場合は止めたほうがいいと思います。私は、3度以内でするようにしています。


メダカに与える餌は、主に市販の人工飼料、活き餌、冷凍飼料、等が有ります。人工飼料は、メダカ専用の物も種類が豊富で手軽に与えられる餌です。
この餌だけでもメダカは、十分に育ちます。活き餌は、イトミミズ、アカムシ、ミジンコ、ブラインシュリンプ等です。
活き餌は、栄養も豊富で動いている事もあり メダカも好んで食べます。
只、手に入れにくいのと栄養が片寄るのが弱点です。ブラインシュリンプは、ペットショップで購入できます。ブラインシュリンプは、甲殻類の 生物す。乾燥した卵を塩水に入れ強めにエアレーションすれば24時間くらいで孵化します。非常に小さいですが栄養も豊富なので産まれて1週間くらい育ったメダカの 稚魚に与えると成長も早いです。
室内でメダカに餌を与えるのは、成魚で1日2回から3回稚魚で3回から5回くらい与えれば大丈夫でしょう。気をつけるのは、与える量です。餌の食べ残しがでると 水の汚れを早め食べ過ぎるとメダカの健康にも良くないので少な目に与えるようにしましょう。
人間でいう腹八分ですがメダカは、喋れないので判断するのが難しいと思います。 そのうえメダカは、お腹一杯になっても寄ってきて催促するのでつい与え過ぎてしまいます。メダカに餌を与えるときは、少しずつ与え食べ具合を観察し食べる間隔が遅くなったり 食べ残しがでたらメダカが催促しても勇気をもって与えるのをやめましょう。
メダカは、暗くなると活性が下がるので餌を与えすぐに暗くなると消化不良になり体調を崩すことが あるので暗くなる2時間から3時間前に最後の給餌をしましょう。
孵化した稚魚は、お腹に栄養を持っているので餌を与えるのは2日から3日たってくらいからで大丈夫 です。
孵化した稚魚は4mm位で非常に小さいので口に入るように餌は、人工飼料をパウダー状にすり潰したものか稚魚専用の物を与えて下さい。


繁殖

メダカがよく産卵するには、条件があります。水温が25度前後、明るい時間が13時間以上、十分な栄養、等です。
故意に産卵させるなら、産卵用の水槽を用意します。30cm位の物で十分です。
その水槽に綺麗な水か親となるメダカのいた水を入れます。
水槽の中にメダカが卵を付けてくれる シュロ、水草等を熱湯殺菌して入れます。
その水槽の中に親に選んだメダカをペアで入れますが、あまりにも大きさが違う場合うまく交配出来ない事があります。
綺麗な水にメダカを 入れるときは、水合わせをして下さい。後は、餌を1日、2、3回普通に与え照明を1日13時間以上点けていればメダカの相性が悪くないかぎり数日で卵を産むと思います。
卵は、朝に産み午前中には、水槽に入れてあるシュロ等に卵を付けます。しかし、そのままでは、親が卵を食べる事もあり、食べられなく孵化した稚魚は、親に食べられて しまいます。それを避けるためには、もう一つ水槽を用意し卵を移す必要があります。私は、その水槽に新たなシュロを入れ、水面が波立たないくらい弱くエアレーション します。
卵の移し方ですが、卵は、纏絡糸という細い糸のような物で絡み付いているので吸い込み口が5mmくらいのスポイドで吸い込みながら糸を切る感じでコネ、吸い込んだ のを確認したら新しいシュロに向けて排出しています。
卵は、水カビにおかされて、白くなる事があり他の卵にも感染します。見つけたら取り除くかメチレンブルーという 薬剤を薄っすら色がつく位、投入するといいでしょう。
最初から入れておいてもいいです。水温が25度なら10日位で孵化します。


病気

メダカが病気や体調を崩すには、いろんな原因があります。
水が汚れている、急激な水温、PHの変化、過密飼育(多くても1リットルに1匹)、ストレス、遺伝、 酸欠、餌の与えすぎ、消化不良、等がありこれらの事を気を付けて病気を出さないのが良いのですが、特に室内で数多く飼育していると病気になったり体調を崩す メダカがでる事も有ります。
病気になって一番大事なのは、早期発見です。
治る病気も発見が遅くては、手遅れになる事もあり、感染する病気もあります。 早期発見には、日頃の観察や給餌している時のメダカの様子を観察してください。
病気の可能性がある症状を例にあげてみます。
体表に出血がある
体表に綿のような物がある
体表やヒレに白くて小さい突出した物が付いている
口や各ヒレが溶けたようになっている。
体表に艶がなく白っぽくなっている。
餌を食べない
水面に浮き常に上を見ている感じ。
口をパクパクする間隔が早く呼吸が荒い。
お腹が異常に大きい。
若いのに異常に痩せている。
尾ヒレを畳んで幅が短い
等の症状があります。病気の治療は、感染する病気もあるので別の容器に隔離し病気に適した薬剤や塩を規定量、投入し治療してください。
病気の中には、原因不明で治らないものもあるみたいですが治る病気なら早期発見での治療で完治する確率は、高くなります。

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